ダイヤモンドヘッドへのトレッキング

ダイヤモンドヘッドといえばワイキキビーチと並ぶハワイのシンボルですが、この噴火でできた小さな山は、約30万年前の噴火以降は活動のない死火山となっています。中央に噴火跡のクレーターのある外輪部分の高さは232メートルで、麓から山頂にかけてトレイルできるコースがあります。ダイヤモンドヘッドへ向かうのに、オアフ島唯一の公共交通機関であるザ・バスを利用する場合には、バス停のダイヤモンドヘッドクレーターから登山口まで徒歩で約20分です。レンタカーを使っている場合には、登山口すぐそばに駐車場があります。

ダイヤモンドヘッドはハワイ州自然記念公園となっており、登山口にあるインフォメーションセンターで1ドルの入園料を支払い、チケットの代わりに手の甲にスタンプを押してもらいます。登山口から山頂までは約1キロちょっとで、普通に歩けば1時間もかかりません。舗装された歩道から山道に変わる頃、斜面も少し急になってきて、幾分登山気分らしくなってきます。途中に展望台があり、そこからはカハラからハワイカイに続く海岸線やハナウマ湾の手前のココヘッドなどの美しい景色が見渡せます。

その後、76段の階段を登り、トンネルを潜り抜けると噂の急階段が登場します。99段ある階段は、かなり急勾配ですから手すりをしっかり握って登りましょう。次に螺旋階段のあるトンネルを抜けると、コンクリート製の変わった建物の中に出てきます。ここはハワイが軍事下にあった頃に攻撃統制をしていた作戦室です。ここでは私設の登山証を売っており、公式証ではありませんが登山した記念にはなりますから、観光トレイル記念にひとつ購入するのもいいでしょう。この部屋から表に出ると、そこにはダイアモンドヘッドビーチの広がる視界が一面に開けています。

そこからは、柵のある狭い道を登るといよいよ山頂です。山頂からは、全360度すべてを見渡すことができ、ワイキキの街並みや淡いエメラルドグリーンから群青へと色が変化する海の様子も見渡せます。下界とは違った爽やかな風が吹き抜けており、気持ちのよさで登ってきた疲れも吹き飛びます。ダイヤモンドヘッドへのトレッキングは、小学生以上の子供なら参加できますから、家族旅行での親子連れも多く見かけます。なお、登山口以降は水の販売はなく(園内で業者が販売していますが法外な値段です)事前に用意するのが無難です。また、履きなれた靴、日よけ対策なども心がけましょう。

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