ハワイでのゴルフ
ハワイの爽やかな貿易風に吹かれながら、抜けるような青空の下でのプレーは格別なものがあります。リゾート地のハワイでは、日本でのゴルフよりも開放的なゴルフが楽しめますから、スコアの出来はともかくビギナーから上級者までレベルに応じたプレーが出来ます。ハワイ諸島全体では、オアフ島やマウイ島はじめ、ハワイ島、カウアイ島、モロカイ島、ラナイ島などに80を越えるコースがあり、最も多いオアフ島には30以上のコースがあります。
ハワイらしいシーサイドコースや林間コースなど、それぞれ特長がありますし、一般的にはワイキキ市営コースのようなパブリックコース、オアフCCのようなメンバー同伴が条件のプライベイトコース、ハワイ島のマウナ・ラニのようなリゾート地にあるリゾートコースに分かれています。また、市営のコースには9ホールだけのハーフコースやパー3のみのショートコースなどもあり、気楽に楽しめるようになっています。
ハワイのゴルフ場は日本のように豪華なものは一般的ではなく、クラブハウスもロッカールームやシャワーのないところも多いですが、練習グリーンやドライビングレンジは天然芝から打てるところが多く、シンプルですが実質的になっています。一般的なプレイ料金は、カマアイナというハワイ居住者向けと観光で訪れる旅行者向けの料金とに分かれており、またリゾートコースではリゾート地に滞在している旅行者向けの割引料金と一般料金に分かれています。その他、午後からのスタートに適用されるトワイライト割引や同日2ラウンドのリプレイ割引料金、ゴルフをしない同伴者のライダー料金などの設定もあります。
貿易風が吹くハワイでは、どの島でも北東側のコースは雨が降りやすく、西南側のコースは晴れていることが多いのが特徴です。コースでの服装は、南国らしくポロシャツに膝までのショートパンツが一般的ですが、あまりくだけ過ぎるのは良くないでしょう。コース内の移動には一部手引きカートもありますが、殆どのところが乗用カートを使っています。キャディの制度はなく、自分達でカートを移動してコースを回りますが、最近ではカートに距離やコースレイアウトが表示されるGPSナビゲーションが付いているものもあります。
また、日本のようにハーフで休憩や食事をすることはなく、途中のスナックスタンドで飲み物や軽食を取りながら18ホールを通しでラウンドします。各ゴルフコースへは、宿泊先からレンタカーで向かうのが最も便利で、プレイ後にそのまま観光したりショッピングを楽しむことが出来ます。タクシー利用の場合には、ホテルなどから乗車するときに、あらかじめ帰りの時間を伝えて迎えを予約する必要があります。また、様々なゴルフパッケージもあって、この場合には送迎がセットされていますから安心です。
実際の流れですが、クラブハウスで料金を前払いしてチェックインを済ませ、スタート時間が書かれたスリップを受け取ります。そしてそれをスターターに渡すと、時間まで練習グリーンやドライビングレンジでウォーミングアップができます。スタートしたらカートで進みますが、コースによりカート道路のみ走行可能、カート道路からボールの真横に90度の角度で進入可能、フェアウエイ走行可能、の3つのルールがあります。また、ラウンド所要時間の目安もあり、スロープレーには気をつけましょう。
距離表示はヤード表示で、カート道路やスプリンクラーヘッドに残り距離が表示してあります。ハワイのグリーンは、殆どが気候的なことからバミューダ芝を使っており、ベント芝と比べると重く芝目が出やすいのが特長です。また、ハワイらしく溶岩のハザードがあるところもあり、ここに入った場合にはボールも傷んでいますし危険ですからあっさりあきらめましょう。ゴルフのマナーは世界共通です。いくらリゾート地だからといって、ゴミの処理やディポットの後始末など基本的なマナーは守って楽しくプレーしたいものです。
