ハワイ語

ハワイ語は、ハワイ諸島に先住していたポリネシア人の言語で、言語学的にはオーストロネシア語族に属します。ハワイはアメリカの一州ですから公用語は当然英語ですが、ハワイ州の公用語としてハワイ語が指定されています。ハワイ語は、サモア語やマオリ語などのポリネシア語系統ととても近い関係の言語で、一部のアジア南部の言語とも関わりがあるようです。また、近年使われているハワイアンクリオールというハワイの混成語には、英語をベースにかつての日本人移民や中国人移民が持ち込んだそれぞれの母国語の語彙も含まれています。

古代ハワイで使われていた言語は、ネイティブ・ハワイアンと呼ばれるハワイ語で、「aeiou」の5つの母音と「hklmnpw」の7つの子音からなり、文字はなく言葉(口語)での会話のみで使われていたようです。その後19世紀に入り、ハワイの近代化が進むにつれてハワイ語の使用頻度も少なくなり、19世紀末のハワイ共和国成立と共に公用語は英語になったのです。

1959年にアメリカの領土から州として認められたときに、再びハワイ語が州の公用語として認められるようになったのです。近年では、伝統文化の継承運動も盛んで、ハワイ語を見直す動きも高まっており、伝統的な音楽で聞くことも多くなりました。以下に旅行者がよく見聞きするハワイ語をほんの少し掲載します。少しでも覚えることができたら、現地ではよりいっそう楽しい滞在となるでしょう。

aloha(アロハ)=ようこそ・愛・歓迎・友情・こんにちは
mahalo(マハロ)=ありがとう
aloha・kaka・hiaka(アロハ・カカ・ヒアカ)=おはようございます
aloha・auina・ia(アロハ・アウイナ・イア)=こんにちは
aloha・ahi・ahi(アロハ・アヒ・アヒ)=こんばんは
ae(アエ)=はい・イエス
aole(アオレ)=いいえ・ノー
e・kala・mai(エ・カラ・マイ)=ごめんなさい
a・hui・hou(ア・フイ・ホウ)=さようなら・ごきげんよう
peheaoe(ペヘアオエ)=元気ですか?
mai・kai(マイ・カイ)=元気です

また、ハワイにはワイキキやワイレアなど、「ワイ」のつく地名が数多くあります。この「ワイ」というのはハワイ語で「水」を意味します。

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