ハワイの歴史(カメハメハ2世から現代まで)

カメハメハ2世になってからは、それまでの風習を廃止し、自然信仰の神官なども廃止され、こうした流れはちょうどキリスト教が伝来した頃と重なります。カメハメハ3世の時代には、キリスト教はハワイ王室のバックアップでハワイ全土に急速に浸透していき、ハワイ語をアルファベット表記にしてキリスト教の聖書も普及しだします。この時代には、欧米人も政府に加わり政治制度もヨーロッパを真似て憲法も発布されます。

その後、イギリスやフランスのヨーロッパ勢力が一時的にハワイを武力制圧することもあり、ハワイはアメリカとの併合を模索し始めます。同時に、発展した砂糖産業に移民を呼び込む政策で日本とも近づき、日本の皇室との間に婚姻関係を結ぼうとしましたが、この試みは未成就のまま終わってしまいました。その後、19世紀末頃に即位したリリウオカラニ女王は王権の拡大を計ったのですが、そのことでアメリカとの間で紛争が起こり、最終的には女王の降伏でハワイ王朝の終焉となったのでした。そして19世紀末期、白人による暫定政府が樹立され、独自の憲法を発布してハワイ共和国が建国されたのです。

その後、アメリカとスペインとの間で米西戦争が勃発し、ハワイは重要な戦略拠点になるため、かつてからのハワイの願いであったアメリカとの併合が実現します。1914年に始まった第1次世界大戦には、アメリカ軍兵士としてハワイの先住民も参戦し、先住民もアメリカ市民として認められ、アメリカの領土としての存在が確実になります。第2次世界大戦では、日系2世のヨーロッパ戦線での活躍が大きく評価され、日系人もアメリカ市民として大きく社会的地位を高めます。1959年には、それまでの領土からアメリカ50番目の州として承認され、世界の一大観光地としても飛躍的な発展を遂げ、現在に至っています。

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