ハワイの歴史(有史以前からカメハメハ1世まで)
ハワイの人々は、マーケサスやタヒチの人々と同じポリネシア人グループに属しています。ポリネシア人は、その居住地をマレーシアからインドネシア、ミクロネシア、メラネシア、そしてタヒチへと移動し、ニュージーランドやイースター島、マーケサス島、そしてハワイへと海を渡って広がっていったのでした。ハワイの歴史は、7世紀頃にポリネシア人がハワイの島々を発見して住み着いたのが始まりだといわれています。
その後、13世紀に多くのタヒチに住み着いていたポリネシア人がハワイに移住し、部族間での争いはありながらも王族や貴族を頂点とする階級社会が築かれていきました。この頃には、自然崇拝の宗教も生まれ、当時の神話などは今もなお語り継がれています。こうした古代ハワイの生活が大きく変わるのは、18世紀末にイギリスの探検家であったジェームス・クック(キャプテン・クック)がハワイ諸島を発見し、ハワイ諸島をサンドイッチ諸島と名付けて以降です。
この後、イギリスをはじめ、スペインやフランスなどヨーロッパの列強各国との交易が始まり、ハワイは世界史に登場します。当時、ハワイ島を制圧していたカメハメハ王は、こうしたヨーロッパ列強の武器を手に入れイギリスの軍事顧問を従えて、マウイ島やモロカイ島を制圧し、オアフ島では後に語り継がれているヌウアヌ・パリの激しい戦いに勝利し、てカウアイ島以外のハワイ諸島を制圧したのでした。この時からカメハメハは大王となり、ハワイ王朝が始まりカウアイ島もその勢力下に治め、ハワイ全島は中央集権の王政社会が始まります。