ハワイズ・プランテーション・ビレッジ

ハワイに最初のサトウキビ・プランテーションができたのは1835年で、その後にアメリカで砂糖の需要が大きくなり、1875年にアメリカへの砂糖の非課税輸出条約が締結された頃にはプランテーションもますます拡大していきました。プランテーションの拡大に伴い、現地での労働力不足を補うために移民制度が導入され、中国や日本などから数多くの移民がハワイを目指していました。

ハワイズ・プランテーション・ビレッジは、オアフ島北西部のワイパフエリアにあり、当時のプランテーションで働く移民たちの様子を、集落ごと再現して分かりやすく見せてくれます。ビレッジ内に併設された教育センターでは、日本語のガイドさんが展示されている資料を詳しく解説してくれますから、まずはここで予備知識を持ってから集落に向かいましょう。敷地内の再現された集落では、商店街があって散髪屋さんや診療所、公衆浴場なども並び、当時プランテーションで生活していた日本人や韓国人、ポルトガル人、中国人、フィリピン人などの生活の様子が伺えます。

当時の給料は現金ではなく、プランテーション内でのみ使える引換券が支給され、移民たちはそれで食料や生活物資をこの町で調達していたのでした。移民労働者の住居は、それぞれの国ごとに分かれており、同国同士が一緒に生活することで連帯感が生まれ、それによって過酷な労働にも耐えることができ、やがて生活環境も向上していきます。ハワイズ・プランテーション・ビレッジは、今後も設備を充実し、集落内の商店で当時の食べ物を実演販売したりすることも計画しています。

  • 相互リンク募集