ビショップ博物館
ハワイをはじめとしたポリネシア文化圏の歴史や文化などを、復元した建造物や実演を交え、分かりやすく展示しているハワイ最大の博物館です。こうしたミュージアムはともすれば堅苦しくなりがちですが、この博物館では、展示物が幾つかのテーマごとに分かれていて、実際に手に触れたり体験したりできるものもあり、楽しく興味を持って異文化を知ることができますから、親子でハワイ旅行した際に訪れても充分楽しめます。
外壁が火山の溶岩で出来ているポリネシアン・ホールでは、19世紀のハワイ王族の肖像画やカヒリという鳥の羽根で出来た王家のシンボルが展示されていたり、部屋一杯の長さのアウトリガー・カヌーが陳列されています。釘をまったく用いずにこれだけ大きなカヌーを組み上げたポリネシアの工作技術には驚かされます。他にも、ポリネシア人のルーツを表わす地図や当時のカヌーの模型、太平洋諸島での古代の生活の様子やハワイ諸島の火山活動についての展示などがあります。
3層構造で吹き抜けのあるハワイアン・ホールの天井には、長さ20メートル近くのマッコウ鯨の標本が吊り下がっており、部屋に入ったとたんに暫くは見とれてしまいます。1階では、大きな茅葺の家やキャプテン・クックが発見する以前の古代ハワイ社会のジオラマ、2階では西欧文化が流入しだしたハワイ王朝時代、3階では日本をはじめ中国やアジアからの移民を受け入れていた近代の文化などについて展示されています。
季節ごとに展示の変わるキャッスル館では、その時々にテーマを決めて、マルチメディアを取り入れた体験展示が行われており、現代っ子には一番興味が持てる展示館になっています。展示内容については、現地新聞や日本語フリーペーパーでその時の展示情報を得ることが出来ます。また、館内ではハワイ文化の実体験としてフラやウクレレのレッスンプログラムが催されていますし、各移民の伝統料理をビュッフェでいただくザ・テイスト・オブ・ザ・アイランドというフード体験などもあります。博物館へは、ワイキキからバスに乗って手軽に向かうことも出来ます。
