アリゾナ記念館
1941年12月7日、大日本帝国太平洋連合艦隊の戦闘機が真珠湾(パールハーバー)に停泊中のアメリカ太平洋艦隊を奇襲し、アリゾナをはじめ主力戦艦に壊滅的な打撃を与えた日で、アリゾナの眠る海中はこれをきっかけに太平洋戦争が勃発することになった歴史的な場所です。アリゾナ記念館は、海中のアリゾナをまたぐようにして建っており、ハワイでは最も有名な観光スポットですが、ここを訪れる日本人はあまり多くないようです。
アリゾナ記念館への入場は無料で、セキュリティチェックのあとに記念館へ渡る整理券を受け取り、まずはビジターセンター内の映画館で当時のドキュメンタリーフィルムを見ることになります。アリゾナが攻撃を受けた真珠湾攻撃の映像だけではなく、第2次世界大戦へのプロセスがよく分かる貴重な映画です。英語で上映されますが、有料で日本語ナレーション用のヘッドフォンが借りられます。映画鑑賞後は、専用シャトルボートで海上に建つアリゾナ記念館へ向かいます。記念館では、今も沈んだままのアリゾナが真下に見え、船体からはいまだに重油が流れ続けているのがわかります。
アリゾナ記念館のすぐそばには、1945年8月15日の終戦後、9月2日の東京湾上で日本が降伏文書に調印した場所となった戦艦ミズーリが展示されています。ミズーリは、第2次大戦後も朝鮮戦争や湾岸戦争などで活躍し、いまは現役を退いてパールハーバーに係留され、歴史博物館としての役目についています。全長230メートルもある巨大なミズーリでは、大きな主砲やミサイルの発射台、船内の施設などを見学することが出来ます。日本では今や大半の世代が戦争を知らない時代になりましたが、旅行でハワイを訪れる機会があれば、この両施設を訪れる意義は大きいと思えます。